プチコン、かぁ

そこらで話を聞いたので(http://ugomemoheiwa.g.hatena.ne.jp/HARINEZUMI/20110512#c)、少し見てみました。プチコン


BASICですか。マイコン世代ではないので詳しくはしりませんが、オブジェクト指向になった現在からなかなか戻るのは難しそうです。
でも、どうやら腕に覚えのあるおっさんがたがすごいプログラムを公開しているらしいです。
なかなか高機能なものも作れるようです。当時と違い、メモリが豊富なので自由度が高そうですねぇ。

文字は英数字、記号、そしてカタカナ。カタカナとは、妙にBASICらしい。

ちなみに、任天堂からはもっと昔にファミリーベーシックなるものがありました。スマブラカービィの作者、桜井さんもはまっていたそうです。
ファミリーベーシック
時間を空けての復活ですね。


公式サイトです => プチコン
いくつか。
DSiから発したピーガー音をマイクで認識する方式もかなり真剣に検討しましたが、さすがにやめました」本当にやめとけw

「行番号制ではない」
これはいいですよね。わかりやすい。
でも、GOTO文はプログラマーから嫌われてる命令文ですからね。C言語などではネストループからの脱出ぐらいは使いますが、VBでのループはループ変数を指定すればどこのループからも抜けられるので、VBをやっている人はいまさら使わない命令でしょう。
関数のほうが好きですね。私は。
(ちなみに、C系でラベルの宣言が「:label;」だったか、「label:;」だったかよく忘れます。ただしくは「label:;」だと思う)


「比較演算子が違う
IF文などに使う比較演算子ですが、過去のBASICでおなじみの「=」「<>」ではなく「==」「!=」を使います。」
なんと!
あの代入だか比較だかわかりにくいのが解決されたのか!Cスタイルのほうが初心者にはわかりやすいのかもしれませんね。

「PLAY/MUSIC文はない」
MMLが消えるのか。SmallBasicでも残っていたのに。

「かわりと言ってはなんじゃがBEEP文はムダに充実させて、波形70種・周波数変化量16384段階・音量128段階にステレオ左右128段階まで指定できるようにしておいたぞい」
すごすぎる。これがあればMML解析してをBEEP命令で流せばいいだけでは・・・?


&Hや&Bの16進、2進表現もあるそうです。
タッチパネル、キーボード、ビット演算にも対応。
関数電卓とか作りたくなりそうですね。



でも、こういうのを見ていると、ゲームを作りたくなります。実は、今まで作ったこと無いんですよね。本格的過ぎるRPGを作ろうとして挫折したり。C#で作ってみようかな。



もしかすると、そのうちPCでエミュレータが登場するかもしれません。そしたらそれでやってみようっと。



なんとなく補足
プログラミングをやるうえで大切なのは、アルゴリズム。ソートアルゴリズムや、探査アルゴリズムなど。バブルソートや2分探索木が有名ですね。
.NETのようになんかのライブラリが用意されていないなら、それを自分で実装する必要があるはず。
特に速度を求めるゲームなら、クイックソートなんかもやるべきなのかもしれないけど、バブルソートだってやりかたを知らないとできないよなぁ。
私もC#だと関数でできるのでアルゴリズムは詳しくないですが、それでも調べてできるはず。プログラムは奥がなかなか深いものです。

BASICのアルゴリズムを紹介しているサイトを探しましたが、VBが登場したのは1991年。Win95の普及によりインターネットが広がったのは1995年。庶民にまで広がるのは2000年ていど。
ということは、ホームページが簡単に立てられるようになるまでにもうVBが普及していたのかもしれない。だから文献は少ない。しかも、普通に検索してもVBのものばかり出てくる(-visualを指定して検索すべき)

あと、Wikiをみると、「ファイルを保存する際、ファイル名が CON, AUX, PRN, NUL のいずれかだった場合、一見ファイルの保存に成功したように見えるが実際には保存されていない。」とある。
・・・Windowsの予約ファイル名?デバッグ用にコンピューターでテストしたときに使えないファイル名を取り除くルーチンをとり忘れたのかも。やっぱりWinで開発してるんだねぇ。COM1とかもできないんでしょうね。